ネットであれこれアウトドア用の車椅子を探す毎日。
天気がいい日なんか、ああ、散歩したい。屋外で体動かしたい。
想いは、お山のほうへ向いていくのです。
もうこれは、何とかアウトドア用車椅子を手に入れるしかない。
けど、もっといろいろ調べてからにしよう。
走破性の高さから、電動のものにも心がゆらぎました。
その中から、幾つかご紹介します。
ZOOM
4WDに4輪ディスクブレーキ。走破性抜群ですが、非常にコンパクト。
移乗の際には、ハンドル部分は前方に倒せる。
segwayベースに電動車椅子として架装しているメーカーは、海外では沢山見られる。
それだけ普及しているのか、させようとしているのだろう。
日本ではそもそもベースのsegwayですら普及しているとはいえず、その大きな障害となっているのが、
道路交通法なのだろう。
そもそも、日本では自由にどこでもswgwayに乗ることが出来ない。つまり普段使いできないのだ。
足の不自由な人にとって、まさに理想的な乗り物であるはずなのに・・・
これが歩道を走ったり、生活道路を走れないなんて、一体何のための規制なのでしょう。
世界を見れば、遅かれ早かれ規制は緩和されるだろうし、そうでなければおかしいと思う。
障がい者が普通に使ってる光景が見られるようになってほしいものです。
Genny Xroad
AddMovement AddSeat
Ogotechnology Ogo
SEGFREE SEGFREE X2
このように、様々なモデルあり、どれも非常に完成度が高く、様々な障害を持った人々に、自由な移動を提供してくれそうです。
日本でも、2014年に筑波の特区で実験が行われています。
The Japan Timesよりhttp://www.japantimes.co.jp/news/2014/11/07/business/segway-wheelchair-begins-trials-on-japanese-streets/#.V-I1Yc5OLug
早く日本でも利用できるといいですね。
海外では、キャタピラタイプのものも人気があるようですね。
日本で製造の貴重なモデル
(有)クエストエンジニアリング UNIMO
日本メーカーならではの安心安全。かなりの走破性で価格も良心的です。
走破性で見れば、海外にモデルには凄いものも
MATTRO ZIEZEL
いくつかあるキャタピラータイプの中でも完成度が高そうです。
アドベンチャーツアー等にも使用されているようですので、
日本でも乗れるといいですね。
HexHog
6輪独立サスペンションで、走破性は申し分なし。
移乗の際に、シートが前方に降りてくる極め細やかさも。
Action Trackchair Trackstander
通常のシッティングモデルのほかに、珍しいスタンディング機能のあるモデルもラインナップされている。
農作業や狩猟等に使われているようです。
電動のモデルは、高い走破性が大きな魅力です。
それ以上に、ジョイスティック操作等、わずかな動きで動かせるので、障害の程度を幅広くカバーでき、より多くの人に野山での活動を体験してもらうことが出来ます。
私もリハビリ施設で、「もう一度リンゴ畑に行ける車椅子ねえかなぁ」と呟く年配者の方を見ました。
また、生まれつき身体が不自由で、一度も自分で野山を走り回る体験をしたことがない、という子供も。
そんな方に電動のモデルの発展は、希望を見出してくれるのではないでしょうか。