安曇野やまびこ自転車道へ


日に日に暖かくなっていくのを感じる毎日。

身体の痛みも緩和されて、出かけたいという気持ちが湧き出でくることが、何より嬉しい。

雪の期間で暫く中断していたハンドサイクルで、前から気になっていた安曇野へ行こう!きっと春の安曇野はいい筈だ。

信州に暮らしていると、いい季節のいい場所へ、朝思い立ったら行けるのです。

車にeDragonflyをささっと積み込んで、朝10時に出発。高速を使わず、国道19号線で松本方面へ。天気が良くてドライブも気持ちがいいです。

ちょうどお昼に、この日の出発地点に選んだ安曇野市南部総合公園に到着しました。

本体とフレーム、バッテリーを別々に積むことで重量を軽減。工具箱も忘れずに。

気持ちのいい公園です。身障者用駐車場、トイレもばっちり。

装着も慣れて、素早くできるように。準備万端です。トラバサックも膝の上に装着。

私は腹筋背筋が使えないので、両手を同時に使えませんし、重い物も持てません。最初は装着に手こずりましたが、だんだんコツをつかんできました。ブレーキをバンド等でロックしておくと、やり易いです。いろいろ動かし方を研究して、どうすれば一人で装着できるのか考えてきました。ようやく独りで時間もかけずに装着できるようになった感じです。

途中で買ったおにぎりをほおばって、装備をチェックです。

カメラやお財布、スマホはすぐに取り出したいので、膝の上のTrabasackに入れていきます。ツーリング中にもさっとカメラやスマホを取り出せるので、Trabasackは本当に重宝しています。お弁当食べる時も便利ですしね。上着や予備の工具はリュックに入れて後ろに下げました。

さあ出発!

こぎ出しは、やはりわくわく感と、知らない場所へ行く不安感が入り混じった気持ちになります。

まずは公園の中をゆっくりこいで行くと、直ぐに自転車道へ接続します。一般道に出ることなく自転車道へダイレクトに接続しているので、安曇野南部総合公園からのスタートは、ハンドサイクルに慣れていない方のスタートにも適していると思います。

自転車道へ出ると、拾ヶ堰用水(じっかせきようすい)沿いに進むことになりますが、いきなり素晴らしい風景で写真を撮りたくなります。用水沿いに桜が植えられており、穏やかに流れる用水と、遠くに見える残雪のアルプスとのコントラストが美しい! 桜はほぼ散っていましたが、他にもさまざまな花が咲き始めていて、とてもムードの良い自転車道です。

いきなりこんな桜吹雪の中を。ああもう幸せ。

残雪のアルプスも美しい。他にも色とりどりの花々が咲いていました。

所々にこの様な案内板があるので、現在位置の確認ができます。

しばらく進むと自転車広場という所に着きました。自転車広場というので、ここを起点にする人もいるのかと思っていましたが、広い駐車場があるわけでもないので、サイクリストらしき姿もありませんでした。

ただ、景色がすばらしい!

あたり一面芝桜がきれいに咲いています。

この景色を見に来るだけでも価値ありますね。

芝桜が咲いてちょうどいい時に来ました。

花を愛でる趣味のない私でもきれいだなあと思いました。

ぱちぱち写真を撮って、出発します。

この辺りから正面に常念岳がドーンとかまえて見えてきます。残雪を残したアルプスの山並みは迫力がありますね。安曇野のシンボル的な景色にまた停車。この自転車道は景色がいいので、すぐぱちぱち写真を撮りたくなってしまいます。

正面にどーんと。やまびこ自転車道を代表する雄大な景色です。

木製の橋も沢山あって風景になじみます

どこを向いてもきれいな景色なので、そのたびに止まって、ぱちぱちして全然進みません。

まあ、距離を稼ぐのが目的ではなく、外へ出ていつもと違う風景に出合うのが目的なので気にしません。eDragonflyのゆっくりとしたスピードがちょうど良く、こまかな花や鳥や雄大な山々をじっくり見ることができます。

この雄大なストレートがおわると、道の駅堀金に着きます。

ちょうど小腹も空いたし、トイレにも行っときましょう。一回右手に見える道の駅を通り過ぎていくように思えますが、ぐるっとまわって自転車道は道の駅へ接続しています。

お蕎麦でも食べようと思ったら、ちょうど2:30で食堂は閉店

空いていたので、トイレの前までハンドサイクルで来てしまった。販売機で買ったミカンジュースがうまかった。

わずか5㎞程しか進んでいないのだが、すでに出発から1時間半も経ってしまった。止まって景色を見たり写真を撮っている時間の方が長い。

でも腹が減ったので蕎麦を食おうと思ったら、ちょうど2:30で食堂は閉店。トイレに行って一服しているうちに閉まってしまった。

しょうがないので、先に進もうとしたら、自転車道は権道321号線の歩道と一体化してしまった。ここは交通量も多く大型車も沢山走っている主要道路だ。信号待ちで長い列ができている脇をハンドサイクルでトコトコ進むと、車の人は「なんだあれ?」という風に見ます。ハンドサイクルに乗って最初のうちは誰かに見られるのが恥ずかしかったのですが、だんだん気にならなくなってきました。人の目を気にしたらハンドサイクルは出来ません。それほど普及してないんです。

直ぐにコンビニがあったので、イートインスペースで軽く食べました。

ブレーキをバンドで留めると、立てかけるのに便利

県道沿いに数百メートル進む間は車と並走になりますが、直ぐに用水沿いのルートに戻ります。進行方向は北向きに90度変わって、今度は白馬連邦を望みながら、田園地帯や集落を縫うように流れる用水にそって進みます。

人々の生活の中を用水は流れていきます。

このような小さな用水が至る所に。もうすぐ田に水が張られると、また綺麗なんだろうな。

約10㎞地点で拾ヶ堰用水は烏川にそそぎこみ終了。

烏川沿いに進みます。川沿いの風が向かい風で吹いていますが、電動アシストのおかげで気になりません。

拾ヶ堰用水は烏川へ注ぎこみ終了。

川は大きくなり流れ続けます

しばらく進んで大糸線と交わるあたりで安曇野やまびこ自転車道は終了。

このまま川沿いに進んでいきます。ここからは一般道なので車に注意しましょう。でも交通量は少ないので気分よく進めます。

逆回りなので終点。堤防道路にはいります。

一般道ですがムードはいいです

このあたりは安曇野らしく、豊富で綺麗な水を使ったわさび田や、川魚の養殖場が多く見られます。

改めて水の豊富な安曇野の風景だなあと感じながら進みました。

たくさんある養殖場。水車の音があちこちで聞こえます

安曇野の代名詞、わさび田

この辺りに穂高公園というのがありますが、ここにはとてもきれいなトイレがありました。

穂高公園も穂高神社もじっくり見たかったのですが、時間が無くなってきたので先に進みました。今度来たときはぜひゆっくり見て回りたいです。

大王わさび農園方面へ行くために県道306号線沿いに曲がります。ここは交通量が多いので歩道を進みます。ここでトラブル発生。橋を渡るのぼりで変速器を操作したら、チェーン外れちゃいました。

車いすに乗ったままでチェーンをかけ直さなければなりません。ハンドサイクルを外して見てみると、変速機が他の部分に干渉して上手く動きません。健常の時ならあっという間に直せるのですが、腹筋背筋が無い今は、自分の体を支えながらの作業となり、おまけに地面に近い場所まで手を伸ばさなければなりません。

ハンドサイクルと自分の体を支えながら手を伸ばすのは非常に辛く、直すのに時間がかかってしまいました。

このようなトラブルのために最低限の工具は必ず携行しましょう。

気づくとお日様はだいぶ西に傾いていました。

大王わさび農場のわさびソフトは断念して先を急ぎましょう。

ここからは万水川(よろずいがわ)沿いに帰り道となります。

ダートですがフラットで凸凹は少ないので大丈夫

西日が差しこんで本当に綺麗でした

水路の多い安曇野らしい風景

ここからはダートですが、フラットで砂利も細かいので走り易いです。ですがやはり車いすなのでパンクが心配。ガタガタ感がまた楽しいですが、車いすに装着されたループホイールのおかげでほとんど振動がありません。舗装路でも田舎道は継ぎ目が多く、車いすのタイヤにはかなりの衝撃が加わります。自転車の時は腰を浮かせて衝撃を受けないようにできますが、車いすでは衝撃はもろに受けることとなります。

ループホイールはホイール自体がサスペンションになっていますので、体に感じる衝撃は大幅に緩和されます。また、パンクの防止にもなりますので、ハンドサイクルを楽しむときにループホイールは欠かせません。

次の日に行ったお花見の写真ですがFireflyで行きました

ハンドサイクルにはループホイールを!!

ループホイールの宣伝をぶっこみましたが、ハンドサイクルにサスペンションホイールは強くお勧めします。1回使ったら手放せなくなるでしょう。

話を戻すと万水川沿いのダートを楽しんでいるうちに、だいぶ日は傾き、やばいよやばいよ、という感じがしてまいりました。

万水川沿いの道が終わると、あとは田んぼと集落とを交互に通り抜けるような景色が続きます。

道祖神や細い用水路が沢山ある美しい田園風景を抜けて、夕暮れの道を急ぎました。

お日様は常念岳の向こうに。いそげいそげ。

おまけにハンドサイクルのバッテリーが残り少なくなってきました。おまけにカメラの電池も底をつき、スマホもGPSを使ってきたのでバッテリー残量がわずかです。

おいおい現在位置も分からなくなってしまうじゃないか。こうなれば明るいうちにゴールへ着きたい一心でスピードアップです。

ゴールまであと500m位で再び自転車道へ戻ることができました。こうなればもう安心です。迷う心配はありません。

と思ったら、今度はアンダーパスを下って登りを上っている時にハンドサイクルのバッテリー切れ。

シフトダウンをする暇もなく減速して登れなくなってしまいました。一回下ってもう一度低速ギヤに入れてなんとか登り切りました。

自転車道にはアンダーパスが多く快適。でもここでバッテリーが切れると・・・

バッテリー切れのアシストハンドサイクルは重いので、登りはほぼ無理です。ラッキーだったのは、これが最後のアンダーパスだったこと。

もうそこはスタート地点の南部総合公園だったので、アシストが入ったり切れたりする状態でなんとかゴールできました。

走行距離は26.8kmで時間は6時をまわっていました。

次は予備のバッテリーを持っていきます。モバイルバッテリーも・・

でも、なんのトレーニングもせずに、思いつきで半日十分に遊るのは、アシストがついているからですね。

皆さんもeDragonflyで、外の風を吸い込んでリフレッシュしてみてください。

ハンドサイクルファンの方も是非 安曇野やまびこ自転車道を走ってみてください。


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