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気になる車椅子②

セグウェイを架装した、いわゆるセグウェイ型車椅子は幾つかご紹介しましたが、過去に、そのセグウェイ型車椅子で、立ち上がったり自由に段差を乗り越えたり出来る「iBOT」というとても優れたデバイスが発売されていました。

残念ながら価格面などで普及せず、発売中止となっていましたが、新たに改良を加えて、セグウェイ開発者の­ Dean Kamen氏とTOYOTAとのコラボで復活!。

「iBOT」は、まさに夢のようなマシンだ。

車椅子ユーザーなら誰でも思う、目線の低さ。常に周りから見下ろされる感覚。私は怪我をする前は身長180cmの目線だったので、これは本当にショックだった。

棚の高いところは届かず、ほしい商品も手に取ってみることが出来ない。図書館でも本棚半分は届かない。

キッチンの調理台は高く、吊り下げ棚など遥か遠く感じる。

まるで、小さな子供の身長に戻ってしまったようだ。

iBOTが手に入れば、こんな感覚から解放されると思うと、涙が出るほど嬉しい。

舗装してない道や、牧場のような草原。建物の入り口の段差や、歩道の段差。今まであきらめていた所を気にせず自由に移動できる喜び。

iBOTは、まさに車椅子ユーザーに希望となるマシンです。

期待できるのは、TOYOTAとのコラボという点です。

日本での販売はもちろん、購入後のサポートも期待できますし、道路交通法の壁も打開してくれそうな気がします。

価格が気になるところですが、このようなデバイスこそ、行政にもサポートしていただきたいところです。

日本国中バリアフリー化するより、iBOTを使ってもらった方が安上がりですよね。

障がい者が本当に助かるものを、今度こそ是非普及させてほしいです。


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