HPでしか見たことがなかったマウンテントライク。
今更ながら、海外の製品を現物を見もせずに、大金をはたいて購入してしまった自分がおかしい気がします。
でも、マウンテントライクの実車を見てみると、ひとつひとつのパーツがしっかり作られていることがわかる。いわゆるクオリティというもので、一番心配していた部分だが、問題はなさそうなので正直ホッとしました。
我が家のマウンテントライク。カラーはCandy Mint
実車を見て初めて分かったのが、駆動輪にもサスが付いていて、3輪独立懸架の凝った造りになっていてること。ガスショックもしっかり3本ついている。わずかなスペースにチェーン駆動部分と、ディスクブレーキがきれいに収まっていて、車椅子の足回りとは思えないというか、よくもまあという感想です。
マウンテントライクの駆動部分。
マウンテンバイクのそれが、ちっちゃくまとまった感じです。
ガスショックとディスクブレーキが嬉しい。
レバー回りも、マウンテンバイクのハンドルが縦になった感じですが、右のレバーは後輪の操舵用のワイヤーが付いているので、よりメカニカルです。このハンドルはよく考えられているなあと思いました。
右手をくねくねすると
お尻がぷりぷり
シートはホカホカで、このままでも褥瘡の心配はなさそうです。
シートバックも高さがあるので、普段使いの車椅子より快適。前に倒せるので、我がシエンタちゃんの荷室にもばっちり入りそうです。
丸まると、出っ張りがなくなります。
でも、それなりの大きさ。
セダンのトランクでは、無理そうです。
駆動のロックとフリーの切り替えは、ドライブレバーの根元にあるこのつまみ(ドライブエンゲージメント)をいじくるのですが、フリーの状態にしないとバックできません。慣れるまでは、少々煩わしいです。
駆動ロック状態。黒いつまみを引っ張って少し回すと、フリーになります。
ブレーキをロックするのは簡単で、ブレーキレバーを握った状態で、ロック用の枠をスライドさせるだけです。
移乗の時には、両輪をロックさせると安心ですし、後でわかりましたが、坂道の途中で止まりたい時に素早く操作出来るので助かりました。
ブレーキロック状態
さて、マウンテントライクをぐるりと見て回りましたが、全体的な造りは満足できるものでした。
となると、気になるのはその走り。次回は実際に走ってみます。
でも、そろそろ雪がちらほら降ってきています。
間もなく戸隠は雪のシーズンとなります。